かべすのおしゃべり

歌舞伎を観たり歌舞伎の本を読んだり歌舞伎のこと考えたりのあれこれを書き残しておきたいなと思いました。

「市川團十郎代々」服部幸雄

海老蔵さんの十三代目團十郎襲名のニュース、まさに「待ってました!」って感じですよね。

十一月、十二月と襲名披露公演は二部制に戻っての実施とのことですし、もう今からとにかく楽しみです〜

ま、いろんなことありました。
そしていろんな意見もありそうです。
だけど「江戸の街に團十郎が帰ってくる!」そう思っただけで、この二年間のモヤモヤした気分も晴れると言いますか、何はともあれこれは一つのお祭りですから笑、「とにかくパーっと派手に陽気に騒ぎたい!!」
軽薄でC調でミーハーを自認しております自分のような輩はそのように思いますです、はい!

「二年前やる予定だった演目と変更するのかしら?」とか、「どうであれ、吉右衛門はそこにいないんだよな。。。」とか、一喜一憂、いろんな想いが自分の中にもありますが、とりあえずはこれからの半年ちょっと、「團十郎がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」なノリではしゃいでいこうと思ってます。

團十郎、待ってました!」な気分を自分の中で盛り上げていきたいので、これから半年、代々の團十郎に関わる本を集中的に読もうかな〜みたいな気分になってまして、まずは手近にあった服部幸雄氏の「市川團十郎代々」をパラパラと読み返してみました。

歴代十二人の團十郎それぞれが個性的で、一人一人の特長やキャラクター、オリジナリティについて、もっともっと勉強しなきゃなと思いましたが、と同時に、十二人とその歴史を貫いて今に至る、「團十郎」と言う名前が運んでくる共通したイメージ〜アイドルであり、「分身不動」であり、江戸の守護神であり、芝居の氏神であり〜の大きさ豊かさカッコよさについて、あらためて感じ入りました。

#歌舞伎 #市川團十郎 #十三代目